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6人に1人は●●●?

[2026.02.14]

みなさん、こんにちは。

 

今回は久しぶり「生活習慣病シリーズ」です。

 

2年前に高血圧症についてコラムを投稿しました。

 

今回は、糖尿病についてです。

 

令和6年の国民健康・栄養調査によると、日本人の糖尿病・糖尿病予備軍は合計で推定1,800万人と公表されています。

 

これは日本人の6〜7人に1人の割合です。

 

 

健康診断で「血糖値が高めです」と言われても、自覚症状がなければ実感はわきにくいものです。

 

「今すぐ困っていないから大丈夫。」

 

そう思ってしまう気持ちも自然でしょう。

 

しかし糖尿病は、症状が出ないうちから体に影響を及ぼす病気です。

 

まずは正しく知ることが、将来を守る第一歩になります。

 

糖尿病について、何回かに分けてご説明します。

 

インスリン注射のイラスト(中年女性)

 ※ 糖尿病に対するインスリン治療

 

 

糖尿病とは

糖尿病は、一言で言うと「血液の中の糖(血糖)が多くなりすぎる病気」です。

 

私たちは食事をすると、体の中で糖が作られ、エネルギーとして使われます。

 

このとき活躍するのが「インスリン」というホルモンです。

 

インスリンは膵臓で作られます。

 

膵臓のアイコン(内蔵)

※ 膵臓はこんな形をしています。

 

インスリンは糖を血液から細胞の中へ運ぶ“運び屋さん”の役目をします。

 

 

糖尿病では、

 

・インスリンが出にくい

・出ていても効きが悪い

 

といった状態になります。

 

そのため、糖が細胞に入れず、血液中に糖があふれてしまうのです。

 

 

糖尿病の原因と分類

糖尿病は、1型糖尿病・2型糖尿病・その他、の大きく3つに分かれます。

 

「糖尿病」とひとくくりにされがちですが、成り立ちも付き合い方も大きく異なります。

 

 

1型糖尿病:インスリンが出なくなる病気

 

1型糖尿病は、体の免疫が誤って膵臓を攻撃し、インスリンがほとんど出なくなってしまう病気です。

 

子どもや若い人に多く、(大人でも発症します)発症が急なこともあります。

 

がんの治療薬で発症することもあり、対象の薬を使っている人は注意が必要です。

 

1型糖尿病はインスリンがないと命に関わるため、インスリン注射が必須になります。

 

 

 

2型糖尿病:インスリンが足りなくなる・効きにくくなる病気

 

糖尿病の大多数を、この2型糖尿病が占めます。

 

インスリンの出が悪くなる出ていても効きが悪くなる」この両方が少しずつ進み、ゆっくり血糖値が上がっていくのが特徴です。

 

偏った食生活運動不足肥満体質加齢などが重なって発症します。

 

高カロリーな食事のイラスト(生活習慣病)

 

 

その他

 

膵臓の病気や肝臓の病気、感染症薬の副作用などで発症する糖尿病や、妊娠によって発症する糖尿病(妊娠糖尿病)もあります。

 

妊婦の膨らんだお腹のイラスト

 

このように、糖尿病には様々な分類があります。

 

 

糖尿病の症状

糖尿病の怖いところ、それは特に初めのうちには、症状がないところです。

 

・のどが渇く

・尿の量が増える

・なんとなく疲れやすい

・体重が少しずつ増える、または減る

 

などが初期の症状ですが、「歳のせい」「忙しいだけ」と見過ごされがちです。

 

喉が渇いた人のイラスト(男性)

 

その後進行してくると、体が余分な糖を外に出そうとする結果、

 

・のどが異常に渇く

・水をたくさん飲む

・尿の回数・量が異常に増える

・体重が急に減る

・強い空腹感

 

などの強い自覚症状が出てきます。

 

のどが渇いた人のイラスト(男性)

 

糖尿病の怖いところ、もう一つあります。

 

無症状のうちから全身の血管・神経が傷ついてしまい、その結果、命を落とすことが少なくないところです。

 

どろどろの血で詰まった血管のイラスト

 

こちらは次回以降のコラムで「糖尿病の合併症」についてまとめようと思います。

 

 

診断基準

糖尿病は、血液検査で「血糖」と「HbA1c」を見て診断します。

 

① 血糖値の基準

次のいずれかを満たすと「糖尿病型」と判定されます。

 

・空腹時血糖値:126 mg/dL 以上

・随時血糖値:200 mg/dL 以上

・75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)2時間値:200 mg/dL 以上

 

血糖値の測定のイラスト

 ※ 血糖測定

 

② HbA1cの基準

・HbA1c(NGSP):6.5%以上

 

HbA1cは、「ヘモグロビン エーワンシー」と読み、過去1~2か月の平均的な血糖状態を反映します。

 

 

糖尿病型の血糖値 + HbA1c 6.5%以上」がそろうと、糖尿病と診断されます。

 

他にもいくつか条件があったりしますが、ややこしくなるので今回は割愛します。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

まずは糖尿病の基本的なところから解説してみました。

 

次回以降で、糖尿病の恐ろしい合併症についてお話しします。

 

それでは、また。

 

 

 

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